FP3級は独学で合格できる!勉強時間などの情報まとめ【2024年】

  • FP3級は独学で合格できるの?
  • FP3級の勉強時間はどれくらいだろう、、

こうした疑問にお答えします。

tano

FP3級に(独学で一度で)合格した経験をいかしてわかりやすく紹介します!

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目次

FP3級が独学で合格できる3つの理由

FP3級は独学で合格できますか?

この質問に対する答えは間違いなく「はい」です。独学で十分に合格が狙える試験です。

その理由は次の3つにあります。

①FP3級の合格率が高いから

FP3級は教養試験として人気があり、FPとして仕事を目指す予定でない方も多く受験しています。

また、合格率は7割程度と高く、勉強時間が十分に確保できれば誰でも合格が狙えます。

FP技能検定は学科試験、実技試験に分かれており、実技試験は金財と日本FP協会で内容が異なります。

科目 合格率
学科(金財) 53.31%
実技・個人資産相談業務(金財) 55.85%
実技・保険顧客資産相談業(金財) 46.82%
学科(日本FP協会) 84.50%
実技・資産設計提案業務(日本FP協会) 84.87%

※2021年(全3回)と2022年(全3回)の平均値で記載しています。

②FP3級の内容は教養範囲でわかりやすいから

FP3級の範囲では、たとえFPとして仕事をしていく予定でない方でも有用で・教養的な内容でまとめられています。

FP3級の内容レベルであれば、一度でも、

  • ローンを組んだことがある
  • 継続的に投資をしている
  • 結婚・出産をしている
  • 転職・退職したことがある
  • 相続の経験がある
  • 複数の保険に加入している

こうした経験があれば、その窓口や電話などで説明を受けた内容がまさに3級のテキストに書いてあります。
それくらい一般的で、広く浅い知識を問われるのがFP3級です。

③FP3級は暗記で完結しているから

FP3級の範囲は「ほとんど暗記」と思って問題ありません。

試験当日は電卓を持ち込みますが、複雑な計算はあまりありません。ただ、桁が多かったり、割り切れなかったりするので電卓が補助的に用いられているだけです。

暗記で完結していることのメリットは、独学でできることにあります。
必要なのはテキスト代と受験料のみです。

一方でデメリットとして、暗記に依存している以上、勉強時間はあまり短縮することができません。
一例として簿記3級は基礎的な内容でありながらも合格率が低い(約40%程度)ことで知られています。
これは簿記特有のコツというかセンス的なものがあり、それさえつかめれば勉強時間を大きく短縮することができます。

FP3級にはコツもとくになく、勉強時間はそれなりにかかってしまうので、時間の確保はしっかりしておきましょう。

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実際、私は簿記3級を取得後にFP3級を受験しましたが、それでも50時間程度かかりました。

FP3級の勉強時間:独学の方へ

FP3級を独学で勉強する場合、50~100時間程度は必要と言われています。

合格点数は午前の学科で60%以上、午後の実技で60%以上です。

「50時間程度」が一般的な学習時間(検索するとよく出てくるライン)ですが、体感としては、

「1冊の参考書を徹底して読み込むのに必要な時間」と解釈してもらえると、実際とのズレがないと思います。

FP3級独学のおすすめ問題集・テキスト

おすすめテキストは「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」です。

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テキスト・問題集選びに迷った方は「みん欲し」シリーズを買えば間違いありません!

年間売上No1のテキストで、試験会場に行くとみなさんこのテキストを手にしていて、その人気がうかがえました。

このテキスト1冊と問題集で完結しているので、しっかりやり込めば合格点は余裕をもって超えることができます。

FP3級とは?どういう試験?

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)は、一般社団法人金融財政事情研究会(金財)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の2団体が実施する国家資格試験です。

FP試験は1~3級すべて国家資格!

FP試験の内容

FP技能検定は受ける級に関わらず、「すべての級で基本的な単元構成が同じ」という特徴があります。FP2級や1級になっても枠組みに違いはありません。

FP技能検定の構成はどの級でも次の通りです。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスクマネジメント
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

FP3級はどんな人が受ける?

FP3級に受験資格はありません。

だれでも受験することができます。

FP3級を受ける目的には、次の3パターンがあります。

  • 教養として受験したい
  • 企業系FPを目指したい
  • 独立系FPを目指したい

FP3級レベルでも、FPとして活動して問題はありませんが、信頼度・知識量としてはFP2級が望ましいです。

そのため、FP3級受験者の多くは教養としての受験を考えている方が多いです。

FP3級の実技試験はどう選ぶの?

FP3級は日本FP協会(以下、FP協会)、金財(以下、きんざい)のいずれからでも申し込むことができます。午前の学科試験は共通で、午後の実技試験が異なります。

きんざい FP協会
形式 事例形式 マークシート
科目

個人資産相談業務

保険顧客資産相談業務

資産設計提案業務
問題数 5題 20問

FPは「何でも屋さん」のイメージがありますが、それぞれに得意・不得意があります。「なにを強みとしたFPになりたいか」によって、実技試験を選ぶことができると計画的に進むでしょう。

とりあえず、なんとなく3級受けに来ました!

こうした方は、FP協会受験をおすすめします。

また、きんざい受験の傾向として、次の特徴があります。

きんざいの特徴
  • 合格率がやや低め
  • 簿記寄りの問題が多い
  • 計算問題がやや多い

簿記の知識が豊富な方や、計算が得意な方であれば、チャレンジしていいかと思います。

ただ、一般的には、FP協会の方が受験者数が多く、人気です。

FP3級の独学勉強時間のまとめ

FP3級にこれから独学で取り組む方へ勉強時間などの解説をさせていただきました。

FP3級の独学合格に必要な勉強時間は50~100時間程度が求められます。これはテキスト1冊にしっかり取り組む時間と解釈することができます。

FP3級は合格率も高く、教養として人気の資格です。3級より上の級をとる予定はなくても、FP3級までを学習しておくと、確定申告や税金まわり、保険や投資についての理解が深まり、マネーリテラシーが高まります。

みなさんの合格を応援しています。

以上、「FP3級は独学で合格できる!勉強時間などの情報まとめ【2024年】」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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