TOEIC®600のレベルは?英検・センター試験と比較【2024年】

  • TOEIC®600点のレベルって英検・センター試験と比べてどれくらいだろう?
  • どうしたらTOEIC®600点とれるかな、、

こうした悩みにお答えします。

tano

TOEIC600点以上の取得はもちろん、大手予備校で講師・チューターをしてきた経験を活かして、わかりやすく解説していきます!

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目次

TOEIC®600点のレベル:英検・センター試験との比較

TOEIC、英検、センター試験(共通テスト)を比べるなら、文部科学省発表のCEFRとの対照表が参考になります。

CEFR TOEIC🄬L&R 英検
B2 785 準1級
B1 550 2級

※文部科学省 各試験団体のデータによるCEFRとの対照表より

ただし、この比較には注意点があります。

  • 対照表は2016年3月作成であること
  • TOEICは国際的なスコアに対して、英検・センター試験は国内試験である
  • 英検は2016年と2024年に新形式に移行し、大きな改定があったこと
  • センター試験は2021年から共通テストとなり形式が大きく変更されたこと

そのため、最新のレベルに換算して比較すると、次のように概算比較できます。

  • TOEIC650点:英検2級:センター試験7割
  • TOEIC800点:英検準1級:センター試験9割

記事によってこの比較に差はあると思いますが、様々な資料を見ながら、比較・検討したので大きなズレはないと思います。

実際、センター試験は英語力よりも受験上のテクニックに依存しています。英語力がなくても解くノウハウを知っていれば高得点が狙えます。

英検には二次試験でスピーキングがあるので、話す能力が求められるという点で、ほかの2つと難易度のベクトルがかなり異なります。また、英検2級と英検準1級の間に大きな差があります。

TOEIC®600点のレベル:概要まとめ

TOEICの2022年度の平均スコアは608点で、スコア分布は正規分布しています。

英検やセンター試験とは違い、英語に自信がある人が集まりやすいTOEICですので、608点を下回っても心配はありません。(TOEIC 公開テスト 平均スコア・スコア分布一覧 より)

TOEIC®600点が重要な理由

600点という点数は、高得点ではありませんが、英語力をある程度証明することができ、なにより履歴書に書けるというメリットがあります。

就職活動していると気付きますが、英語力の最低ラインとして「TOEIC600点以上」を掲げる企業が少なくありません。

もし、就職に有利なレベルを持っていたいとなると750点以上は目指していきたいです。

TOEIC®L&Rって?

TOEICにはいくつか種類がありますが、一般に多くの人が指しているのはListening & Reading(L&R)のことです。ほかにSpeaking & Writingと、Speakingのテストがあります。

TOEICの最大の特徴は結果を合否ではなく10~990のスコア形式で評価されることです。このため、成長過程や自分の英語力を把握しやすくなっています。

L&Rはリスニング45分・100問とリスニング75分・100問の計2時間・200問で構成されています。パート1~4がリスニング、5~7がリーディングセクションになります。

TOEIC®に有効期限はある?

TOEICのスコアに有効期限は基本的にありません。

一度とってしまえばそのスコアを書き続けることができます。

TOEIC®600点レベル:おすすめの問題集5選

確実に600点をとるには、勉強して英語力を高めることのほかに、TOEIC特有の攻略法を知っておく必要があります。

はじめて受けるTOEIC®L&Rテスト 全パート完全攻略

TOEIC王道の1冊!600点と730点を意識して取り組める!

テキスト内で、600点と730点を意識した解説があるので、自分に合った勉強を進めることができます。

TOEIC参考書1冊目に、多くの受験者が購入しています。

公式TOEIC® Listening & Reading 問題集

公式問題集には必ず取り組んでおくことをおススメします。

このシリーズは定期的に出ていて、TOEICの新形式が発表されたときには、実際にどういうふうに変わったのかを知る指針となる問題集です。

あまり古いのを買うと(たとえば2や3くらい)形式や出題内容が異なってしまうので、最も新しいものから数えて2冊分程度取り組んでおくと安心です。

1冊あたり、2TEST分が収録されていて、解答解説がとっても丁寧な問題集です。

毎年10月ごろに定期的に出版されていて、現在の最新は「10」です。

TOEIC® TEST 英単語出るとこだけ!

確実に600点を狙うにあたって重宝する1冊です。

対象レベルに英検準2級・TOEIC470点以上とありますが、そんなことはなくて、基本単語の復習にぴったりです。

600点を目指している方の多くは、基本ができているようで、まれに抜けていることがあるはずなので自分の弱点と向き合うには基礎的な復習が欠かせません。

tano

TOEICの点数が600点だった大学生のときにこれを購入しましたが、知らないイディオムがいくつかあって驚きました。

単語帳というよりは、語法・表現に重きを置いていて、Partごと、分野ごとに並んでいるので複数の表現をまとめて覚えることができます。

1日1分!TOEIC® L&R テスト炎の千本ノック!

単語帳サイズの本で持ち運びに便利な、Part5の問題対策にぴったりの1冊です。

わかりやすさと手軽さが特徴(全140+16問収録)で、英語学習のハードルを下げてくれます。いくつかシリーズになっているので、はまった方は2,3冊目にチャレンジしてみましょう。

また、コラムにはTOEICで点数アップした方々のエピソードがあって励みになります。

TOEIC® L&Rテスト集中ゼミ Part5&6

攻略必至のPart5&6に集中して取り組めるテキストです!

Day0~7まで設定されていて、1週間でPart5&6の攻略を目指します。

TOEIC本番では、Part7の読解問題の難易度が高い上にボリュームがあるので、このPart5&6でいかに時間をかけずに確実に得点していくかがカギになります。

実際、5&6を解けるようになれば、おのずと読解力もついてくるので、優先順位としてはこちらのテキストは高いです。

TOEIC®600点レベルをとる勉強法

勉強法には、TOEICを受けたことがない場合と、ある場合で大きく変わります。

はじめてのTOEICなら

TOEICを受けたことがない場合は、一度試しに受けてみるか、公式問題集をつかって本番形式に慣れる必要があります。

はじめて受験して驚くのが「時間のなさ」です。

45分のリスニングが終わった直後にリーディングセクションのパート5が始まります。
決して簡単ではないパート5,6を終えると、読解のパート7が始まり、ここがリーディング最大ボリュームです。

加えて、終盤になればなるほど難易度が上がっていく(文字数が増えていく)ので負荷がすごくかかります。

tano

私の体感だと、センター試験や英検2級の比較対象にならないくらいTOEICの時間配分はシビアでした。

この時間感覚を身に着けてから受験するかどうかで、点数は大きく変わります。私も実際にそうでした。

再チャレンジのTOEICなら

TOEICを受けたことがあって600点に到達しないという方へアドバイスとしては、リスニングの方が点数を取りやすいし、伸びやすいという事実があります。一度身につけば飛躍的に点数が伸びて、しかも得点が下がりにくいのがリスニングの強みです。

また、受験者数の多いTOEICには、参考書が多く発売されています。

ほかの英語検定試験に比べて、「この参考書じゃないと!」「みんなこれ使ってる!」のような偏りがあまりないので、自分に合うと思った参考書であれば自信を持って使ってください。

TOEIC®600点のレベル:まとめ

TOEIC®600点のレベルについて解説してきました。

  • TOEIC®600点のレベルは英検2級・CEFRスコアB1相当
  • センター試験換算で7割程度
  • 共通テストとの正確な比較は難しい

共通テストがセンター試験に比べて難化していること、歴史が浅いことから比較は難しいです。英検やセンター試験、CEFRスコアやその他英語試験と比べてみましょう。

以上、「TOEIC®600のレベルは?英検・センター試験と比較【2024年】」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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