PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)XBOX、PS4で発売されましたが、PUBGをPCでプレイしたいという方は多いと思います。
PUBGですが、人気のあるPC版だと1つ大きな問題があります。
それは、要求されるPCの性能スペックが非常に高いことです。
ゲーミングPCに比べて一般的に使用されるPCの性能はかなり低く、まともにプレイできないです。
配信者やゲーム実況者が使っているPCは非常に高スペックで、あまりPC環境にコストをかけられない方には参考にならないと思います。
とりあえず、最低画質でもいいからまともにゲームプレイしたいから最低限のPCスペックで済ませたい・・・という方に自分のPC環境も含めてご紹介したいと思います。
目次
PUBGに必要なスペックとは
公式発表の最低必要スペック
- OS:64bit Windows 7・8.1・10
- CPU:Intel Core i3-4340 / AMD FX-6300
- メモリ:6GB以上
- GPU: GTX 660 2GB / AMD Radeon HD 7850 2GB
- ストレージ:30 GB以上
ちなみに自分が使っているPCの性能は、
- OS:64bit Windows 10
- CPU:Intel Core i7-4790 (第4世代)
- メモリ:16GB
- GPU: GTX 960 2GB
- ストレージ:50GB
ちなみに4年近く前に購入したPCで、保証含めて当時13万円ほどでした。
ゲーミングPCとしてはミドルスペックに位置します。
このブログを見ているほとんどの人がパッと見てなにがなんだかよくわからないと思います。
ゲームに特に必要なCPU、GPU、メモリで、一番重要なのはGPUです。
CPUはプログラムの演算処理で、ゲームそのものを動かすのに必要なのに対して、GPUが画像や映像処理を行う部分です。
メモリはこれらを正常に動かす機能と思ってもらえば大丈夫です。
今回はCPU、GPUメモリの必要なスペックに関して書いていきたいと思います。
PUBGのおすすめのPCスペックまとめ
難しい内容や検証はどうでもいいという方はここだけ確認しておくと良いです。
最低限快適(60fps以上) | おすすめ | |
CPU | i7 2700 | i7 4790 |
GPU | GTX 960 | GTX 1060 |
メモリ | 16GB | 16GB |
基本的に数字が大きいほうがスペックが良いのですが、GPUは若干違うので気になる方はここから確認しておくと良いです。
PUBGの快適なゲーム環境とは?
一般的にある程度快適にプレイできるといわれている環境は、60fps でることと言われています(1秒間に画面が60回アニメーションのように切り替わること。紙芝居をイメージするともっとわかりやすいかもしれません)。Youtubeの動画の最大fpsは60なので、ぬるぬると動く動画が快適に感じる状態に相当するのこのレベルを目安としたいと思います。
著者が使っているスペックだと、PUBGでどれくらいfpsでてるの?
Intel Core i7-4790/GTX 960 2GB/メモリ 16GBのスペックだとどうなのか。実際のプレイ画像を張るので見てみましょう。右上にある元の画像だと見にくいので、拡大して表示しています。
条件
・グラフィック:すべて「非常に低い」
・Map:Sanhok(通常マップの1/4の広さ)
・天気:快晴
1.ゲーム開始時:142FPS

最初の飛行機で移動しているときの状態です。ここは特に戦闘も起きないので低くても問題なかったのですが、fpsがゲームプレイ中の全体で一番高かったです。
2.落下時:110fps

飛行機内より少しは低下しましたが、問題はないです。
3.家の中:85fps

fpsは60を超えているので問題はないですね。
4.市街地:86fps
こちらも市街地ですが、家屋内と特に変わりはないです。
5.パルスの中:80fps

PUBGには安全地帯外だとパルスによりダメージを受けてしまいます。このパルスの中では、画面全体が青みがかり、画面が揺らぐような感じになりますが、80fpsと特に大きな低下は見られませんでした。
6.スモークグレネード中:23fps

スモークの中に入ると、ご覧のように大きくfps低下しました。正直、ここまで低下するとまともにゲームプレイできないです。
7.スモーク 距離:近い :70fps

こちらはスモークから少し離れてみました。通常と比べると若干低下していますが、問題ないレベルです。
8.スモーク 距離:遠い :79fps

さらに距離をとってみました。ここまで離れるともう影響はなさそうです。
PUBGプレイ中のCPU・GPU・メモリの使用率について

使用量 | 使用率(%) | おすすめ | |
CPU | 3.53GHz | 50 | i7 4790 |
GPU | 2.0GB(ほぼ) | 100 | GTX 1060 |
メモリ | 8.0GB | 50 | 16GB |
CPU
正直なところ近年のCPUの性能はほぼ変わっていません。Core i7なら2700ぐらいの性能以上あれば大丈夫そうです。(参考:CPU比較、世代ごとのCPU性能比較)
CPUは使用率が48%と余裕があります。
CPUに関してはもっと低いスペックでも大丈夫ですが、正直価格と性能を考えるとこれより低い性能でも価格はcore i7 4790と変わらないのでcore i7 4790をおすすめします。
GPU
GPUのGTX960は2GBで使用率はほぼ100%です。
スモーク中や人が極端に密集していない限りはGTX960で大丈夫だと思います。
ただ、もう少し高スペックのGTX1060をおすすめします。
理由は、現在発売されているGPU(グラフィックボート)のなかで、GTX1060の価格とスペックのコストパフォーマンスが良いからです。
GTX960 | GTX1060 | |
新品価格 | ― | 約30000円 |
中古価格 | 約12000円 | 約17000円 |
メモリ
起動しているのはPUBGだけで、約8GB使用しています。
16GBもいらないのではないかと思われるかもしれません。
しかし、現在販売している主流のメモリは、4GB、8GBで、メモリは2枚セットで使用しなければなりません。
12GBのような中途半端な量にはできないので、余裕がある16GBにしておくのが良いです。
結果まとめ
スモーク中以外では快適にプレイできるという結果になりました。
これぐらいならまだ十分プレイできるかと思います。
今回は撮影したときはなかったのですが、安全地帯が狭まった来た時に生き残っている人口が多いと、fpsは低下する傾向にあるので注意が必要です。
ただ、あくまでも今回示したのはある程度快適にプレイできるスペックについてです。
もっとハイスペックのPCを使うとさらにfpsが高くなり、もっと上手くプレイできるようになります。
ですので、今回示した特にGPUのスペックが最低ラインだと思って、これ以下のスペックにはしないほうが良いかと思います。
個人的におすすめ
GPUについて
GPUは最初にも書きましたが、PCスペックの中では1番大事です。価格も含めておすすめのものをご紹介したいと思います。
低予算希望の方へ(約2万円)
GTX1060 3GB
私が使っているGTX960 の約1.7倍もの性能を持っており、これを使っている友人が言うにはfps100を下回ることはほぼないとのことでした。
価格も2万円ほどと低価格ですので、購入しやすいと思います。
他のプレイヤーより有利にプレイしたいという方へ(4万円~5万円)
GTX1070 8GB
GTX1070Ti 8GB
このレベルにまで来るとグラフィックを良くしても高いfpsを維持できるでしょう。
最新のゲームでも良い環境で十分に対応できると思うので、価格も考慮すると個人的にGTX1070を買います。
予算なんか関係ない!とことん高画質の良い環境でやりたい!という方へ(5万円~8万円)
GTX1080 8GB
GTX1080Ti 11GB
最高クラスのスペックです。
このレベルの性能を持ったPCを持ったプレイヤーはほとんどいないです。
最高画質に変えてもfps100は維持できるレベルで、PUBG以上のスペックを必要とするゲームが出たとしても、ほぼ間違いなく最高画質でも対応できるでしょう。
PUBGのPCスペックのおすすめまとめ
最低限快適(60fps以上) | おすすめ | |
CPU | i7 2700 | i7 4790 |
GPU | GTX960 | GTX1060 |
メモリ | 16GB | 16GB |
各おすすめの製品を書いています。
メモリはこれ以上下げるのは難しいので、16GB。
CPU、GPUはコストパフォーマンスが高い製品をそれぞれお勧めしています。