フリーランスはiDeCoすべき?上限やメリットを解説【個人事業主】

  • フリーランス・個人事業主のiDeCoメリット・デメリットを知りたい!
  • フリーランス・個人事業主がiDeCoで節税できるのかな、、
  • フリーランス・個人事業主のiDeCoの上限額っていくらだっけ?

こうした疑問にお答えします。

tano

令和5年7月に300万人を突破したiDeCo!
この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

目次

フリーランス・個人事業主のiDeCo 3つのメリット

iDeCoのメリットをフリーランス・個人事業主目線で紹介します。

①そもそもフリーランスにピッタリの制度

そもそもiDeCoのはじまりは、「厚生年金のない個人事業主が、自分で積み立てて年金に相当するお金を用意する」ことにあります。

そのため、掛け金の上限が5000円~68000円(1000円単位)と会社員よりも高くなっています。

投資信託を選んで長期運用していく場合、理論上はスタート時点で大きな額をかけていく方が効率的なので、掛け金の大きい個人事業者向けの制度になっています。

tano

もちろん会社員もiDeCoに加入できますが、iDeCoの限られた商品の中で、上限額範囲内で、莫大な利益をもたらすことは難しいでしょう。

②掛け金が多いので節税がよりオトク(iDeCoの上限額)

68000円/月を掛け金として拠出すると、年間で81万6000円になります。

確定申告でこれが全額控除になるので、掛け金の多いフリーランスの方が会社員よりも節税の恩恵を多く受けることができます。

③老後の不安を補える

年金はいくらもらえる?

フリーランスが国民年金でもらえる平均受給額は5万6479円
会社員が厚生年金でもらえる受給額は14万5665円(令和3年度 厚生労働省年金局 国民年金事業の概況 より)

厚生年金のないフリーランスにとって、最大の弱点は「老後の不安」です。会社員よりも多く稼いでいたとしても、年金は半分以下程度ですから老後にお金を残しておく意識が必要です。

この老後の不安を補うために、まさにフリーランスこそiDeCoに優先して加入すべきです。

フリーランス・個人事業主のiDeCo 3つのデメリット

iDeCoのデメリットをフリーランス・個人事業主目線で紹介します。

①元本割れのリスクがある

小規模企業共済と違い、「自分で運用すること」がiDeCoの特徴です。商品は認められたものの中からしか選べないので、かなり限られていますが、元本割れのリスクはあります。

月々の掛け金が、自分の月収のかなりの割合を占めていた場合、家計に与えるダメージも大きくなります。

とくにフリーランスなりたての収入が少ない時期は、掛け金の調整をしておくことをおすすめします。

②掛け金の変更が年に1回だけ

掛け金の変更が年に1回しかできないため、フリーランスの序盤のような、収入の予想がつかない時期に一定の拠出をし続けることに苦労することになります。

収入>>掛け金 なら安心してiDeCoを積み立てられます

収入が安定するか、貯金ができてから始めるのが理想ですが、運用期間が長い方が最終的な財産も多くなるので(すなわち少しでも早くから積み立てた方がトクであるということ)調整は個人に委ねられます。

5000円や10000円から無理のない範囲ですぐにはじめるのがおすすめです。

「早く始めた方がオトク VS フリーランス序盤の資金不足」の葛藤をコントロールする必要があります。

③60歳まで引き出せない

60歳まで引き出せないので、ある意味自分のお金が長期間拘束されるような状態になります。

その分、掛けた金額が大きくなっていくわけですが、お金が急に必要になっても引き出すことができません。

とくにフリーランスとして安定した収入になるまでは、手元の資金が少ない状態がつづきます。

自己投資などのためにも、手元のお金の方が重要なら、将来の年金(iDeCo)よりも優先しておくべきです。

スキルで勝負する若手フリーランスにとって、自己投資のお金が減るのは厳しいです。

フリーランス・個人事業主でiDeCoが向いている人の特徴

  • 節税がおもな目的
  • +αの年金を用意することが目的

以上に当てはまる方はiDeCoがおすすめです。

新NISAもiDeCoも「投資商品を選んで運用する」という性質は同じですが、iDeCoの長所は何よりも掛け金が全額控除されることにあります。

たとえ1年目の運用で利益が出なくても、元本割れしてしまっても、確定申告で節税を実感できるので、「iDeCoしててよかった」と1年目から感じることができます。

一方で、残念ながら運用してプラスにならなかった場合、「運用益に対して非課税」という新NISAやiDeCoのメリットは実感できずに終わってしまいます。

また、+αの年金を用意することが目的の方にとっては、iDeCoは最高の選択肢の1つになります。

実際、歴史を見たときに、全世界株や全米株(S&P500)は15年以上の長期運用でこれまでプラスだった、という結果をふまえ、おそらくプラスになるだろうとされています。

フリーランス・個人事業主でiDeCoが向いていない人の特徴

  • ただちにお金を増やしたい人
  • 徹底してローリスク・ローリターンでいきたい人

iDeCoを運用することでは、資産を急激に増やすことができません。

  • 一度に30%増やしたい人
  • 資産を2倍・3倍にしたい人

こうしたギャンブル性はiDeCoにはありません。リスクはあるものの着実に資産を増やすことを目指すのがiDeCoの運用です。

また、

  • 一切の元本割れリスクを取りたくない人

この場合もiDeCoは適していません。「銀行預金に預けておくよりもiDeCoで運用すべき!」の考え方をするのであれば、投資信託などの商品を購入することになり、これには元本割れリスクが伴います。

フリーランス・個人事業主がiDeCoにいつ加入するべき?

iDeCoはいつ始めるべきですか?

資産に余裕があり、iDeCoのデメリットを享受できるときです。

iDeCoには大きく3つのデメリットがあることを紹介しました。

  • 元本割れリスクがある
  • 掛け金の変更が頻繁にできない
  • 60歳まで引き出せない

フリーランス・個人事業主がiDeCoをはじめるなら、こうしたデメリットを享受できる状態でスタートしましょう。

つまり、

  • 生活費に支障が出ない範囲で
  • 自己投資するお金は残して
  • 住宅購入資金・教育資金などとは別に

それでもなお、余裕のあるお金で5000円~68000円/月があるなら始めていきましょう。

あとで受け取ることを前提に、「普通預金に預けているつもりの、おろすことのないお金」をiDeCoで運用できれば理想的な使い方ですね。

フリーランス・個人事業主のiDeCoまとめ

フリーランス・個人事業主がiDeCoに加入するにあたってのメリット・デメリットを中心に解説しました。

老後の年金生活に不安が残るフリーランス・個人事業主にとってiDeCoは最善策のひとつで間違いありません。

ただし、iDeCoにかけたお金は日々の生活費や自己投資のお金にはまわせないので、掛け金額には慎重になっておきましょう。

以上、「フリーランスはiDeCoすべき?上限やメリットを解説【個人事業主】」でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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