軽音部の後輩が部活動をやめてしまう!
ライブもやらない幽霊部員になった!なぜだ?
こんなことになってしまった軽音部はないでしょうか。
春に新入生を必死に勧誘して部活、サークルに入ってくれたにもかかわらず、実際に活動しているバンド数が少ない、サークルをやめてしまう・・・。
当然ですが原因があります。
今回は、大学で自分が新入生の時にしてもらってうれしかったこと、新入生のために手助けすべきだったことをもとに、考察と対策をまとめました。
目次
軽音部で部員が辞めるのを防ぐ方法
新入生の初ライブは先輩たちが盛り上げる
始めたばかりの初心者バンドはそれはもう下手です。
これを読んでいるあなたもそうだったと思います。
だからといって、初心者バンドが初めてのライブで誰も乗ってくれず、通夜状態になったらどうでしょうか?
対バンでメインの前の知名度も人気がないバンドのライブを思い出してください。
あれが初ライブです。
心折れませんか?
2回目のライブに参加する初心者バンドはほぼいなくなるでしょう。
とにかく1回目のライブは先輩が盛り上げてましょう。
ライブを見に来た新1年生もいるのですが、ライブを見に来るのが初めてでどうすればいいかもよくわかっていない場合が多いです。
前線に1年を置いて後ろから密着して盛り上げていく形でも良いですし、上級生が前線で盛り上げていくどちらでもよいと思います。
立場が人を作るというように、状況も大きく人に影響します。
2回目のライブをしたい!と思わせるようにしなければなりません。
前に出て騒ぎ立てたり、曲間に面白いヤジを入れるだけでも良いのです。
上級生が積極的に盛り上げていくようにしましょう。
必ずライブに出る回を作ること(強制)
ライブには必ず出る回を作るようにさせましょう。
私が大学の時、ある後輩バンドは上手くなるまで出ないと言っており、結局1度もライブせずに解散しました。
完璧主義の傾向がかなり強かったです。
そういうバンドに限って高い楽器や機材を買っています。
バンドをやらなくても個人的に楽器を続けているなら良いと思うのですが、結局彼らは全員楽器をやめてしまったようです。
音楽をするにはお金がどうしてもかかります。
ライブをしないままやめてしまうのはお金だけでなく、楽しめてもいないのでもったいないです。
ライブの楽しさや練習の大変さはやらなければわからないです。
1回もライブをしないうちにやめてしまわないように、特に最初のうちは強制してでもライブに出させたほうが良いと思います。
ライブチケットは無料で配布しよう
ライブで見に来てくれる友人からお金を取り、元を取ろうなどとは考えてはいけません。
大学生の場合、見に来てくれる人の大部分は友人で、お金にあまり余裕がない人が多いです。
ライブハウスだと1ドリンクで500円ほど取られます。
これ以上のお金の負担をさせるのはどうなのかなと思ってしまいます。
上手いといっても所詮は大学生のレベルだとそこそこ程度で、セミプロ、プロレベルではありません。
ほとんどがコピーバンドでしょう。
そんなライブにお金と時間を使って見に来たい人はほとんどいないのです。
見に来てくれただけでも感謝しなければなりません。
人に見せるからこそお金を取って演奏者に責任感を持たせる必要があるという反論もあるかと思います。
確かにお金を受け取ったほうが上達は早くなるでしょう。
ですが、お金を取るのは将来音楽で生きていく人にはあっても、卒業したら音楽をやめてしまう大部分に適応するべきではないと思っています。
少々のお金を取って、今後も来てくれる友人を減らすよりも、ライブを一緒に盛り上げてくれる友人がいたほうがよっぽど良いのです。
もう1度言いますが、我々はプロではないのです。
イベント時にはライブをしよう
ライブの回数は多すぎても少なすぎても良くないです。
回数が多すぎると観客数が減って盛り上がりに欠け、少なすぎるとバンドが上手くならないからです。
なので、イベント時に絡めてライブを開くと特別感があってよいと思います。
例えば、新歓、七夕、夏休み、新人初、クリスマス、卒業などで、見に来る側も行く理由ができやすいです。
友人が言うには気になる異性を誘うきっかけにもなったともいわれました。
自分たちだけでなく、見に来る友人にもメリットがあるならやったほうがいいですね(ライブする側も誘いやすいよ!)。
まとめ
1.新入生の初ライブは先輩が盛り上げる
2.必ずライブに出る回を作ること
3.ライブチケットは無料で配布しよう
4.イベント時にはライブをしよう
1番大事なのは部員が途中でやめずに続けることです。
そのためにみんなが楽しめるように活動をお互いに手助けしていったほうが、結果的に長く続きます。
あくまでも演奏が上手くなるのは2の次です。
とにかく全員で楽しくやっていけるよう環境を整えるようにしましょう。