仕事

【原因と対策】指示待ち人間になってしまったら・・・

指示待ち人間が生まれてしまう原因は様々で上司が悪いのか部下が悪いのか、それは実際に現場を見ている人にしかわからないです。

上司
上司
指示しないと部下は働かないなあ。何か自発的に動くようになるのに良い方法はないかなあ。
部下
部下
上司から指示されないと何をしていいかわからないなあ。何かいい方法はないかな。

このように考えている人は多いと思います。

今回は、指示待ち人間の部下に対する上司の対応、部下自身の改善法を自分が経験して気づいたことや考えたことを、上司と部下の視点両方から、各々の原因と対策をまとめます。

部下が指示待ち人間になるデメリット【部下・上司視点別】

部下視点

  • 仕事ができる能力が付かない
  • 何もできないと自分が辛く、劣等感に苛まれる
  • 転職の際アピールできる実績がない

指示待ち人間の多くは仕事ができないタイプでしょう。

あなた自身もそう感じているかもしれません。

単純に仕事ができないと転職の際にも実績をアピールできずに不利になってしまいます。

また、仕事ができないと社内の立場、自信が無くなるだけでなく、劣等感に苛まれてしまい心理的なストレスが大きくなるでしょう。

できるだけ早い段階で脱出して精神的に辛い状態を抜け出せるよう問題点を解決しましょう。

上司視点(部下が指示待ち人間)

  • 部下の評価は上司の評価に影響する
  • 自分の仕事が減らない

上司の評価は部下を上手く使って仕事を進めていくことです。

部下の成長はやがて上司の仕事の手助けになります。

部下が仕事はできるが指示待ち人間になってしまった場合は、何とかして現状を変えなければなりません。

部下のためだと思えなければ、自分のためだと思って対応しましょう。

指示待ち人間になる原因と対策について

何をすればよいかわからない

原因

仕事内容の全体像が見えていないことが最大の原因です

現在、自分が行っている仕事がどこの地点にあり、どういう経路で目標に辿り着くかがわからないから何をすればよいかわからないのです。

全体の流れがわかっていれば、次に何をすべきかの予測が立てやすくなるのです。

対策

上司視点

・全体像と目的を伝える

最初に全体像を説明し、わからなければ仕事が進んでから再び説明が必要です。

複雑な仕事であればあるほどこの作業が重要になります。

仕事の内容によっては一緒に作業したほうが良い場合もあるでしょう。

意識する点として、なぜこの手段を選んでいるかを説明することです

理由を一緒に説明すると部下が理解しやすく、忘れにくくなるので何度も教える手間が少なくなるでしょう。

 

部下視点

・全体像と目的を理解する

最初に最終目標とどのような流れで仕事を進めていくか、そして仕事内容の理由を聞きましょう。

今はまだ部下でも将来は上司になり部下を預かることになります。

その時に部下に質問されて答えられないのであれば、恥をかき、頼りにならない上司と判断されてしまいます。

自分が上司になった時のイメージを持っておくと良いかもしれません。

 

上司が全て自分でやってしまう/部下のすることがない

原因

上司が優秀だと部下に仕事を振って手直しするよりも、自分で仕事をしたほうが速いからです。

言い換えれば、部下を育てていないのが原因です。

対策

上司視点

・部下ができる範囲+αの仕事を任せる

自分でやったほうが速く、指導には時間がかかってしまうのは仕方ありません。

ですが、部下に任せず自分で仕事をしてしまうと、いつまでたっても自分も楽にならず部下も仕事ができないままです。

仕事を振るときの意識するポイントは、部下ができる仕事+「少し考えないとできない仕事を任せることです。

部下にはできる仕事の幅を増やさないとあなたの仕事はいつまでも楽にならず、部署の人員を増やしている意味がなくなります。

 

部下視点

・他にできる仕事がないか聞きに行く

特に新入社員の時期は戦力にもならないことが多いのですが、できることがないか自分から聞きに行きましょう。

与えられた仕事が終わればそれで良しとせず、次に自分ができる仕事の範囲を増やすことを考えるとよいです。

自分にできることはないかを聞きに行くだけでも上司からの評価は変わり、困った時に手助けしてくれる可能性も高くなります。

自分にできる仕事の幅を広げておけば、いざ転職の時にでも役に立つので少しでも仕事を自分の力に変えておきましょう。

 

何をすればよいか質問しない

原因

上司の雰囲気が怖い、常に忙しそうにしているので質問しづらい。

対策

上司視点

・雰囲気を良くする/ピリピリした態度を出さない

繁盛期などの忙しい時期なら仕方ないのですが、普段は質問を受け付けられるような対応をしましょう。

嫌々、不機嫌な対応をすると、それ以降は部下からの報連相の頻度は確実に減ってしまいます。

報連相が減ると部下が自ら動けなくなる原因になりますし、勝手に動くとトラブルを運んできて余計な仕事が増える原因になります。

 

・とにかく声かけ

部下の心理として上司から声をかけられないのは必要とされていないと感じてしまうので、自分の仕事の切りが良いタイミングでもよいので話しかけるようにしましょう。

話しかけるきっかけを上司から与えれば、部下もちょうどよいので質問しやすくなります。

相手が話すきっかけを与える意味でも自から話しかけるたほうが良いでしょう。

 

・言い方を変える

怖がられる原因に、口調が荒々しい、余計な一言が多いことがあげられます。

言い方によっては喧嘩になり、喧嘩の原因は内容よりも言い方だったりもします。

1度自分が話す内容を客観的にみて、「自分の話し方が人からどう思われるか」を考えたほうが良いです。

 

部下視点

・怖くても質問に行く

何もできないのであれば仕事になりません。

怖くても怒られても、勇気を出して質問に行きましょう。

上司が話しかけてきたタイミングや近くを通った時に聞くのが、ちょうど手が空いた感が出るのでおすすめです。

 

・もっと上の上司に相談

さらに上の上司に、現状を相談してもよいでしょう。

伝えるポイントとして、他の人も困っていることを含めて伝えるとさらに良いでしょう。

用は根回しをしておけば現状改善のためにひっそりと視察が入って指導が入り、状況が改善場合があります。

 

上司に意見を全く聞いてもらえない/否定され続ける

原因

・部下の意見が見当違い

・上司の信頼を得ていない

あまりにも意見を上司が聞かない、否定し続けると自主的に意見を出しても聞き入れてもらえなくなり、自ら行動しなくなってしまいます。

対策

上司視点

・仕事内容の理由を説明する or 責任は上司が持つことを説明

経験上、部下が反抗ではなく「こうしたほうがいい」など意見してくる部下は有能な可能性が高いです。

なぜなら意見できるということは疑問点の解消と効率的な手段を模索しているからできるのです。

仕事内容や手法とその意図をしっかり説明後、上手くいった前例結果を見せましょう。

その際に、責任は上司が持つことを確認しておけば大丈夫です。

仕事が終わった後に、より良い方法があるかを上司から部下に聞きに行くと、部下の不満はたまりにくくなるでしょう。

 

・肯定してから上司側の意見を伝える

人は意見を否定されると人格を否定されたように感じてしまいます。

日本人だとその傾向が非常に高いので、議論が下手だといわれる理由でもあります。

まず、否定ではなく一旦肯定してから自分の意見を伝えるようにしましょう。

いわゆる、Yes, but法のことです。

これをするだけでも相手に与える印象は良くなるので、否定されたと感じにくくなります。絶対にできるように意識しなければなりません。

 

部下視点

・まずは指示されたことを頑張る

経験値が足りないので意見を聞き入れてもらえていない可能性があります。

上司の指示に納得はできないかもしれませんが、まずは指示されたとおりにやってみて実際にベストなやり方であるかを判断しましょう。

意見をするのはいったん後回しにして、先に信頼されるように頑張りましょう。

 

・部署を変える

大きな会社ならローテーションシステムを採用している会社も多いので、異動願いを出すのもが良いでしょう。

環境が変われば自分を知る人がいなくなるので、前の環境の影響を受けにくく自分を変えやすくなります。

大学デビューと同じようなものです。

仕事内容が変わるのは面倒ですが、ひょっとしたら1番楽かもしれません。

 

・転職する

最終手段です。

再び就活するのは面倒ですが、今の時代は転職するのも当たり前の風潮になっています。

自ら行動したくてもできず、環境に耐えられないなら転職してしまいましょう。

 

まとめ

自分の経験をもとに、上司と部下の両方の視点でまとめました。

参考にならない部分も多いと思いますが、使える方法が1つでもあれば幸いです。

上司のあなたへ

上司は今どきの若者は・・・などと言わず、部下を変えるために自分が変わりましょう。

人を変えるより自分の対応を変えるほうが楽なので、部下が成長すると結果的に自分が楽になります。

あなたも若い時は今どきの~と言われてきたのです。

優しすぎず、厳しすぎず対応して育ててあげてください。

 

部下のあなたへ

自発的に動けないと理解しているあなたはそれだけで1歩前にいます。

気づけない人は何年たっても気づけないです。

自ら動けるようになると仕事ができるようになり、仕事ができるようになると精神的に安定します。

1日の半分を会社で過ごします。

少しでも良い環境下で仕事できるように自分を変えていきましょう。

それでも、改善しようと試みても無理そうな環境なら転職を考えてください。

気を病んで体が動けなくなるよりましです。